麻枝准 ×
やなぎなぎ 新プロジェクト『
終わりの惑星のLove Song 』。
2011年末に開催されたコミックマーケット81にて先行シングル(アルバム収録予定曲2曲+アルバム収録予定なし曲1曲)が販売されたことが記憶に新しいですね。
……というか、もうあれから1ヶ月経つんですね。
気づけば「
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恐ろしいですね。
さて、先行シングルはタイトル曲に「
Killer Song 」が用いられ、公式サイト(というかYouTube)にて
1曲まるごと+書き下ろしイラスト100%な超豪華ムービー がアップされました。
サイトを見るに、どうやらそんな超豪華ムービーが少なくとも複数曲制作されることが明らかで、さて次はどんな曲のどんなムービーがアップされるんだろう?と期待していた方々も少なくないはず。
ちなみに最低1人はここにいます←
そんな(少なくとも1人以上の)期待が向けられる中、ついに2つ目のムービーがアップされました。
一体どんな曲が栄えあるムービー化されたのでしょうか……!?
今回ムービー化されたのは……
「終わりの世界から 」 VIDEO 先行シングルに2曲目として収録され、「シングルの表題曲よりカップリングの方が本命だろうから、こっちの方が期待できるのと違うかな」という個人的な期待を全く裏切らないどころかその上を飛び越えていった名曲、「終わりの世界から」。
シングル販売前から公式サイトに掲載されていた
浅見百合子 さんのイラストからして「なんかすごいのが来そう」オーラ全開でしたが、
こいつはとんでもない曲でしたね……! ささやかな「日常」がちょっとした行動から不可逆的に崩壊し、「日常」が持っていた暖かさや幸せ、その大切さに気付かされるという、麻枝さん的なストーリー展開が素晴らしく、またそのメロディーと歌声による、少女(主人公)の心情の表現、あるいはそれとのリンクが(略)またBメロのピアノ及びピチカートによるポップなようでありながらストーリー展開とは一見そぐわないメロディーが独特で耳に残りやすく(略)似通った擬態語を繰り返すサビが(略)「こっそり」何かを行おうとする恥ずかしさや高揚感が入り混じったような感情の込め方が(略)矛盾を無くすための世界的システムが働いたかのようで(略)どこで生活して(略)少々短絡的過ぎ(略)ていうかなんでこんなちかr(以下略
とまあ、名曲しか無い先行シングル収録曲の中でも特に好きだったこの曲のムービーがアップされたからにはすぐに見るしか無い……
…………とはいかないわけですよ。
「Killer Song」の時は、曲そのものの公開がムービーとしてだったので、あのムービーによって「Killer Song」の世界が脳内にインプットされたわけです。
しかし、「終わりの世界から」の場合、曲が先行していたので、すでに私の中には私なりの世界があるわけですね。
なんというか、読んでいた小説が映像化された的な。
これを見てしまうことで、今まで持っていたイメージは塗り替えられてしまうでしょうし、結果として想像できる“可能性”の余地はかなり狭められてしまいます。
という逡巡を数十秒間経てムービーを再生してみました。 ぽち。
イメージ通りではありますが、しかし少女(「あたし」)の愛らしさがとんでもないレベルでこれはけしからんですね!(意味不明
もう「合わせようとした」を聴いただけであのイラストの数々が浮かんでくる有様ですよ!
“prettyPhoto”にも納得です!
ところで、個人的には、喪服をイメージさせる黒制服+黒リボンをまといつつも、終わってしまった世界に咲く一輪の花かのような儚い笑顔を浮かべるイメージイラストが好きだったのですが、ムービー内では制服が違うんですよね。
イメージイラストの制服は冬服だけれども、ムービー内では季節が春なので違う……ということでしょう。
その他にも少年はもっと内気で奥手な秀才系の人物だと思っていたのでビジュアルにギャップを感じたとかありますが、……まあこれ以上はネタバレにもなりかねないので、気になる方はまず観て&聴いてみましょう!
Twitterでの情報 によると、どうやら
この曲がアルバムでは1曲目 に収録されるようです。
なんでも、この
企画のプロローグとなる曲 なんだとか。
タイトル的にも『終わりの惑星のLove Song』に直結してそうですし、この完成度でもあるので、これは納得です。
『Love Song』における「僕らの恋」(※)みたいな感じなんでしょうかねー。
カップリング曲が本命の法則は健在でした!
※麻枝さん自身納得の出来であった「僕らの恋」を発表する手段として最終的に行き着いたのが『Love Song』だとか ちなみに、少し前には
新規公開となる楽曲の曲名及びイラスト もアップされていました。
「ふたりだけのArk 」 イラスト:七草 さん 先行シングル限定曲かつ期間限定イラスト公開だった「きみのairplane」に似てるなー、なんか曇ってるし……と思ったら、イラストは同じ七草さんでした。 曲の内容的にも直接的なつながりがあるかは分かりませんが、まあたぶんないでしょう(ぇ「無敵のSoldier 」 イラスト:浜弓場 双 さん 「Soldier」ってタイトル被っとるやん!というツッコミは置いといて。 『visualstyle vol.23 』の麻枝さん&やなぎなぎさんのロングインタビュー内にて触れられていた期待大の曲。 ちらっと掲載されている歌詞のインパクトが素晴らしいですね! アルバム発売前の公開マダー?「火吹き山の魔法使い 」 イラスト:ZEN さん イラストは「Killer Song」も担当されたお馴染みのZENさん。 色々とファンタジー臭MAXですが、どう“Love Song”な形になるのでしょうか。また、「終わりの世界から」も収録されている先行シングルですが、予想(というか予定?)通りVAコミケグッズとして
通販される予定 です。
「ムービーで初めて聴いたけど、なんやこれ、めっちゃええ曲やん! アルバム買わな!」という方も、まずはこちらの通販を利用して先行シングルを入手してみてはいかがでしょうか?
ちなみに私はスルーしてしまった『
IA/00 』をどうするか検討中です(そっちか
通販すると言えど、あるいは通販だからこそ、完売までのペースが読みづらいのが心配ですが、今回の先行シングルに関しては
注文数に合わせてプレスし直す との話もあるので、開始直後に飛び込む必要はなさそうです。
購入希望者にも、そして通販のサーバーにも優しいシステムですね!(何
とはいえ、いざ注文しようとしてから困った状況に陥らないよう、
注意事項のチェックや番号の登録or確認といった事前準備 はしっかり終えてから、通販に挑みましょう。
■Visual art's web order コミケ81グッズ通信販売 ※受付期間: 2月2日(水)19:00~2月10日(金)10:00まで の予定
私的には前後の世界感共にイメージ通りだったので、すんなりと受け入れられましたが、それでも違和感が拭えない場所がやはり数カ所はあり、「ん?」といった感じです。
ムービーは長所こそ大きいですが、その分だーまえの歌詞の解釈を減らしてしまっているのは確かであって、なんとも難しいところですね。(といいつつ既に十数回リピートw)
ちなみに、今回の企画は「やなぎなぎさんに曲を歌って貰う」ということが一番の根幹だそうですよ。「終わりの世界から」はそのために書いた1曲目みたいです。(Killeer Songが2曲目)
なので、前のLove Songとは少し違う形のようですね。
いずれにせよ、春のアルバム発売が待ちきれません!!
個人的にも合格して晴れ晴れとした気分で聴きたいところです。
以上、長文失礼致しました。