大好評放送中の『
けいおん!!』。
視聴している方も多いことと思います。
というか私も視聴してます←
TBSではもう
第20話の放送になったわけですけど、これを観て色々と書きたい衝動に襲われました。
「これを書かないで、一体何を書けばいいんだ!」というくらいの衝動でしたね!
というわけで、以下『けいおん!!』に対して思うところを、なんともまあとりとめもない文章でグダグダと書き綴って行きたいと思います(何それ
第20話までの
ネタバレを含みますので、未放送地域の方は特にご注意ください。
『けいおん!!』は“空気”アニメ
タイトルでも書いたとおり、私はこの『けいおん!!』というアニメは「
“空気”アニメ」であると感じています。
これはアニメ第一期『けいおん!』よりも顕著な特徴なんじゃないかと。
……などと書くと批判的とか、最悪アンチとして捉えられかねませんが、そんなことは全くありません。
むしろ『けいおん!(!!)』大好き過ぎて、毎週唯の姿を眺めるだけで生きる気力が湧いてくるほどでs(ry
今回書いた「“空気”アニメ」というのは、一般的に言われているややネガティブな(あるいは決してポジティブではない)意味の「空気アニメ」とは
また違う意味なんですよ。
じゃあ一体どういう意味なのか。
それをこれから書いていきたいと思います。
「分かる!」感覚
初めてそう思ったのは、
第1話「高3!」を観たとき。
というか一番最初からですね(ぁ
これを観た後に勢いに乗って書いた
記事で、私はこんなことを書いていました。
というかこの校歌の前後のシーン、個人的には好きですね。
唯が桜の花を拾うシーンが印象的でしたけど、全体的にもいい雰囲気が出てました。
新学期のわくわく感を思い出すようです。
講堂への通路を移動するところとか。
律が真面目に歌っていないのもリアルです。
第1話で描かれていた始業式についての感想ですね。
このシーンが醸し出していた雰囲気に、それはもう強く惹かれたものです。
まるで
昔の自分が感じていた感覚を思い出すような、そんな雰囲気に。
同様に感じたシーンは他にもあります。
特に印象的なのは、
第4話「修学旅行!」。
これは本当にすごかったですね!
実を言いますと、第2話・第3話と、ちょっと作品に不安を感じていたんですよ(汗
必要以上のキャラの改変というか、そういうものを感じていて。
その不安を振り払ったのがこの話なんです。
何がそれほどすごかったのかというと、
夜寝る前のシーン。
ここですよ!
あの修学旅行のテンションというか、そういうのが伝わってくるし、何より“
分かる”んですよね。
「ああ! こんな風だったなぁ」って。
それが本当にたまらなかったですねぇ……。
そうそう、もう一つ印象的だったのが、
第14話「夏期講習!」でのあれ。
「
いっせーの○!」っていう、まあ名前は分かりませんけど、とにかくあの遊びです!
な、懐かしいーーーーーー!!
と思いましたね~。
こういう、
自分の記憶や感覚を思い出させるような雰囲気、これが『けいおん!!』の魅力の1つだと感じています。
リアルな雰囲気
そして今回の
第20話「またまた学園祭!」。
ほぼ丸々1話使ったライブ回ということで、それだけでも充分すぎるほど神回の予感がしていたのですが……、
予想以上の神回でした。何がすごかったかというと、ここでもやっぱりその
雰囲気。
クラスメイトや観客のかけ声や、HTTメンバーのやりとり、さらには携帯のカメラで撮影してるところとか、なんか異様に
リアルなんですよね。
アニメはアニメなので完全とはいきませんけど、それでもリアルと感じずにはいられない。
京都アニメーションはそういったリアル、あるいは細かい描写に定評がありますけど、その強みを存分に生かしていたと思います。
見ているだけで、自分もその場にいるような気にさせてくれました。
もちろん、曲やライブ後の部室のあれも最高過ぎて、そういう部分も神回たる由縁なんですけどねっ!先程挙げた第4話「修学旅行!」の夜の場面でも、同様にその場にいるような感覚を味わいました。
臨場感……というとまた語感が違う気がしますけど(汗
なんて言えばいいんでしょう、ああいうリアルな雰囲気が伝わってくることで
こっちまで登場人物たちと同じテンションになってくるんですよね。
作り物なのに、そこからなぜか本物に近い雰囲気が感じられるというか。
これも『けいおん!!』の持つ立派な魅力の1つだと思っています。
“空気”まで楽しめる
私が感じる『けいおん!!』の大きな魅力、それは
細かな描写から生まれるリアルな“空気”だと思っています。
時には私の
記憶や感覚を呼び起こし、時には
自分もその場にいるような気にすらしてくれる。
そういう意味での、「“空気”アニメ」。
『けいおん!!』とはそういう魅力を持った作品だと思うんです。
「ストーリーがない」とか、「キャラ人気だけ」とか、そういう批判もあると思います。
確かにストーリー性はそこまでありませんし、キャラが目立っている部分も大きいです。
ですが、作品から伝わってくる“空気”、この部分にもぜひ目を向けて、あるいは感じてもらいたい。
そう思うわけです。
そろそろ原作・アニメともに最終回が見えてきた『けいおん!(!!)』。
最後の最後までじっくりと楽しみたいです。
唯の活躍からますます目が離せませんね!(オイコラ
ラストの部室シーンでグッと来ない人はいるのでしょうかと思うくらい(´;ω;`)ブワッときましたよ。
連載は次号で最終回だそうですが、果たして続編はあるのかどうか……